<「わだち」の福祉とは>
高齢者・障害者が住み慣れた地域でいつまでも楽しく暮らせるような取り組みは、介護保険内のサービスでは対応のできないものも少なくありません。
福祉介護には柔軟性が求められており、当事業所該当地域では特に高齢者・障害者の移動手段の無さゆえの閉じこもり・孤立化を強く懸念し、それを防止し、高齢者・障害者の社会性を保つことによって認知症等を予防する取り組みなども急務です。
こうした背景の中、「わだち」では以下の点に力を注いでいます。
- 法人運営陣が、社会福祉主事・介護福祉士・認知症管理者研修終了等の有資格者であり、実際に介護福祉施設での介護業務、相談業務を経験した上で、上記の地元高齢者・障害者支援サービスを考案し、意欲的に取り組む。
- 行政との連携を第一に考え、官・民の協力による地域福祉確立を目指す。
- 支え合う体制づくりのために地元の介護保険事業所や他の事業者と連携を取り、ネットワークづくりに努める。
- 訪問介護事業所(高齢者・障害者)としての認定を受け、介護保険内のサービスをしっかりと活用した上で、補てんすべき保険外サービスにも柔軟に対応する。
- 高齢者・障害者やその家族の相談を受け、スピーディに対応する。特に困難な事例については包括支援センターとともに解決に当たる。
<代表挨拶>
平成25年4月より、『障害者自立支援法』改め、『障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)』がスタート。
新法では、「地域における生活に移行するために重点的な支援を必要とする障害者」もサービスの対象となり、共生・社会的障壁の除去に資するよう、総合的かつ計画的にサービスが行われるように、と掲げられています。
平成24年4月からスタートしていた『障害サービスの相談支援事業所制度』により、それまで市町村によって行われていた支給決定に、特定相談支援事業者が作成する利用計画案が必要となりました。
ところがこれまでは、施設入所やケアホーム・グループホームへの入居、通所系サービスなどが主であり、障害者の訪問介護については十分に計画されていない地域も少なくありません。
そのため、相談支援事業者の戸惑いも多く、相談事業者より当ステーションに問い合わせを頂くこともあります。
「わだち」は、在宅を継続、もしくは在宅への帰還を望む障害者における訪問介護事業を重要な位置付けとして、社会的役割を果たして参ります。
千倉淳子
<概要>
法人名
NPO法人 わだち
事業所名
福祉支援事業所『わだち』
支え合い体制づくり申請内容
『介護保険外での支援サービス体制の確立』
主な事業内容
<保険内>
ケアマネステーション
ヘルパーステーション(高齢者・障害者)
<保険外>
福祉有償運送
保険外のふれあいサロン・健康教室等の開催
福祉相談(高齢者・障害者)
代表者
千倉淳子